稽留流産発覚から一ヶ月の心境。
こんばんは。ももです。
今日で三連休も終わりですね。
明日から本格的に通常モードです。
今日で、稽留流産発覚から一ヶ月です。
もう一ヶ月。
まだ一ヶ月。
一ヶ月前の今日、お腹の赤ちゃんが亡くなっていると告げられました。
それから手術して、年末年始を過ごして。
ずっとバタバタしていたこの一ヶ月、流産のことを振り返ることはありませんでした。
しかしお正月が終わり、いつもの日常に戻ろうとしたとき、心にぽっかりと穴が開いていました。
自分が想像していたより、大きな穴が。
年始めに支援センターに行くと、顔馴染みのママさんお二人が妊娠されていることに気がつきました。
あぁ…、無事に育っていたら、同じくらいの月齢だったんだろうなぁ…。
これから先、何年経ってもその赤ちゃんが育つのを見て、私の赤ちゃんも無事に育っていたら今ごろ…と思い続けるんだろうなぁ。
実際に、私が一人目を死産した時期に無事に出産された方の子供を見ると、8年たった今でもそう感じます。
別に悲観しているわけではありません。
亡くなった子供のことを忘れたくはないし、こういう思いを抱くことは当然で、受け入れていくしかありません。
だけど一昨日、自分でも驚く感情と出会いました。
私は一昨日、流産手術の手術給付金申請用の診断書を取りに産婦人科に行ってきました。
本当は自分では行きたくなくて、夫に取りに行ってもらおうとしました。
しかし本人以外には委任状がなければ渡せないとのこと。
仕方なく、私が受け取りに行きました。
土曜日の午後の産婦人科の待合室は、幸せそうな妊婦さんと、それに付き添うご主人でいっぱい。
その光景は私には眩しすぎて、見ていられなかった。
出入り口で室内に背を向け、必死で中を見ないようにしました。
そんな時、黒革のバックにマタニティマークのキーホルダーをつけた妊婦さんが、私の前を通りました。
見たくなくても、嫌でも目に入ります。
その瞬間、
「そのバックに、そのキーホルダーは似合ってないですよ…。」
と心の奥底で呟きました。
そして、そんな感情を抱いた自分自身に驚きました。
過去の辛く荒れまくった不妊時代にも、私はマタニティマークを見てモヤモヤしたことはありませんでした。
私は基本的に、全くの他人の妊娠にストレスを感じたことはありません。
職場の同僚など身近な人の妊娠にモヤモヤすることはあっても、見ず知らずの他人のことまで気にしてたらキリがありません。
それなのに、ついに産婦人科の待合室の妊婦さんにまでストレスを感じるなんて、どうかしてしまっている。
私が想像していたより、私の傷は深かったようです。
それから、急に体に不調を感じるようになりました。
何もやる気にならない。
ずっと寝ていたい。
もちろんそんなわけにはいかないので、なんとか踏ん張って先ほどスーパーに買い物に行きました。
そしてそこでも、レジ係のおばちゃんから言葉のナイフでズタズタに切りつけられてきました。
スーパーの店員さん達からは娘を出産後、よく話しかけられるようになり、もしかしたら二人目妊娠も気づかれているかな…と思っていました。
私が突然マスクをつけ始めたり、娘をおんぶしなくなったり、その後一ヶ月くらい来なくなったり。
感のいい人なら気がつきますよね。
だから流産後はあえて、マスクははずし、重たい荷物を自分で持ち上げたり、わざわざ娘を抱っこするなどして妊娠していないアピールをしていました。
でもそんな私の必死の苦労は水の泡でした…。
以前から一人だけどうしても苦手な店員のおばちゃんがいて、いつもその人のレジは避けるようにしています。
人のプライベートに土足で踏み込んでくるタイプで、苦手なのです。
今日もわざと隣のレジに並んでいたら、そのおばちゃんのレジが空いてしまい、
「二番目にお待ちの方、こちらへどうぞ」
と呼ばれてしまいました(;´д`)
断るわけにもいかず、仕方なくそのおばちゃんのレジへ…。
するとそのおばちゃんは、私の顔を見るなり
「あんた、つわりはもう終わったの?つわり!」
と話しかけてきました。
私は突然の質問に驚き、
「はぁ?」
と返すのが精一杯でした。
するとそのおばちゃんは、
「あんた妊娠してるんやろ?みんな言ってたで!ずっと具合悪そうにしてたから。しばらく来んかったのもつわりで寝込んでたんやろ?」
と、大声で捲し立てられました。
私は必死で
「あ…。間違いです…。」
とだけ答えて、逃げるようにレジから離れました。
それでもそのおばちゃんは、次の人のレジを打ちながら大声で、
「二人目はあんまり歳が離れると、面倒になるからさっさと作りなよ!早い方がいいんよ!こういうのは!」
と大声で話しかけてきました…。
大きなお世話だよ!ってキレてやりたかった。
出来るわけないけど。
もうどこにも出掛けたくない…。
誰にも会いたくない…。
それが今の私の心境です。
前向きに頑張ろうと思っていたけど、そんなに上手くはいかないみたい。
落ち込むときはトコトン落ち込んで、そしてまた上を向けばいい。
今は流れに身を任せて、坂を転げ落ちようと思います。