ももの茶話会

2015年2月生まれの娘と2017年12月生まれの息子の育児ブログ。

【二人目妊娠】11w0d妊婦健診一回目 稽留流産確定

こんにちは。ももです。

タイトルでも分かるように、本日の診察で稽留流産と診断されました。
まさかの出来事に、まだ気持ちの整理がついていませんが、短い間でもお腹にいてくれた赤ちゃんの大切な記録として、ブログに残そうと思います。


本日妊婦健診一回目の受診でした。
一昨日から体調が悪く、娘を連れて一人での受診が辛かったため、夫が午前中のみ休みを取って同行してくれました。

娘の風邪も長引いているため、夫は娘を連れ併設の小児科へ。
診察は私一人で受けました。


まずは採血、初回妊婦健診は大量の採血が必要です。
先生や看護師さんと談笑しながら、採血を無事に終え、いよいよ経腹エコーへ。

しかしモニターの調子が悪く、私の見るモニターが映りませんでした。
看護師さんがモニターを調整中も、先生はずっと私の腹部にエコーを当てたまま、無言で念入りに見ています。
そして、何やらカルテを確認し始めました。

嫌な予感がしました。

やっとモニターが直り映像が映ると、先生は慎重に言葉を選んで説明してくださりました。


「赤ちゃんはここにいます。本来ならこのお腹の部分に心拍が確認できるはずですが、何も映りません。念のため、下からも確認してみましょう。詳しくは、その後でご説明します。」


私は頭が真っ白になりながら、そのまま経膣エコーの部屋に移動しました。
そこでも、やはり心拍は確認できず。
胎児の大きさは、10週相当でした。


診察室に戻り、先生が説明を始めようとされたので、
「夫が来ているので、説明を一緒に聞かせてください」
とお願いしました。

看護師さんに呼ばれ、小児科の診察を終えた夫が娘を抱いて診察室に入ってきました。
突然の出来事に戸惑う夫に、先生が詳しく状態を説明してくださいました。

本日の診察では心拍が確認できなかったこと。
恐らく一週間前に、心拍が停止したと推定されること。
稽留流産と確定して間違いないこと。
もしこの診断に納得が出来ないなら、日数を置いてもう一度心拍の確認をすることは出来ること。
しかし、胎児の大きさを考えると、少しでも早く手術をして出してあげた方が良いこと。

女医の先生だったのですが、こちらの気持ちを察しながら、とても丁寧に優しく説明してくださりました。

私たちは心拍の再確認のための再診は希望しませんでした。
胎児の大きさを考慮しても、今さら奇跡が起きるわけはありません。
わざわざ辛い現実を再確認する必要は無いと思いました。


先生の説明中、夫はものすごく落ち込んで、茫然としていました。
私は、自分でも信じられないほど冷静でした。

涙は一滴もこぼれず、淡々と先生の説明を受け入れ、手術の日程を相談し、来週の14日に決めました。
手術当日の予定や担当医、その後の不妊治療の再開時期など、気になることはこちらから何点か質問しました。
先生も看護師さんも、あまりにも冷静な私の対応に驚かれていました。

自分でも、なんでこんなに冷静でいられるのか、不思議でたまりませんでした。
まだ現実のことと理解できず、どこか他人の出来事のように感じるため、冷静でいられたのかもしれません。

自宅に戻ると、夫は娘と愛犬を抱き締め、少し泣いていました。
それを見ても、私は涙が出ませんでした。
「仕方ないよ。運命には逆らえないから。」
ただそう言って、夫を慰めました。

みんなでお昼ご飯を食べると、夫は仕事に出掛けていきました。
こんな日に、それでも仕事に行かなければならない夫が可哀想でした。

今日の午前中、夫は私の体調を気遣い、かなり無理して仕事を休んでくれていました。
申し訳ない気持ちもありましたが、本当に同行してもらっていて良かったです。

私一人で娘を連れて受診し、この現実をひとりで受け入れて夫に伝えなければならなかったら、きっとこんなに冷静ではいられなかったと思います。


夫が仕事に出掛けてすぐ、やっと涙がこぼれました。

たった一行しか書き込まれなかった母子手帳を握りしめ、やりきれない思いになりました。

この二ヶ月、夫にも娘にも大変な思いを散々させたのに、こんな結果になってしまった申し訳なさ。
そして、元気に産んで抱いてあげることが出来なかった赤ちゃんへの申し訳なさ。

些細なことでイラついてしまう私のお腹の中は、居心地が悪かったのかもしれない。
私がもっと母親としてしっかりしていたら、違う結果になったかもしれない。

そんな後悔は全く意味がないことと分かっているけど、それでも涙が止まりません。

せめて手術までの五日間、お腹のなかで穏やかに過ごしてもらえるよう、私もできる限り穏やかな気持ちで過ごしたいと思います。


いままでご心配してくださっていた皆様、今回はこのような残念なご報告になってしまい、申し訳ありません。

だけど、ブログの中だけでも授かった赤ちゃんの存在を残すことができたことは、とても良かったと思っています。
たくさんの方に妊娠を祝福してもらえて、赤ちゃんも私もとってもうれしかったです。
本当にありがとうございました。


手術後は、2回生理を見送ってから不妊治療再開になります。

とりあえずこの記事をもって、マタニティカテゴリーは退出させていただきます。
短い間でしたが、お世話になりました。

いつかまた、必ず戻ってきたいと思っています!

ありがとうございました。


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