保育士実技試験終わりしました!音楽で大失態…
こんにちは。ももです。
昨日、保育士実技試験が終わりました!
保育士試験受験を志してから約半年。
なんとか一区切りを迎えました(*^^*)
さて、実技試験の出来はというと…
音楽で大失態をおかしました…(*_*)
今回はダメかもしれません(*T^T)…
頑張って練習をしたのになぁ…
色々と本番をイメージして練習を繰り返していたのですが、それが逆効果になってしまったんですよね(;´∀`)
予行練習をし過ぎると、本番の状況がリハーサルと違った場合、パニックになりやすいです(-_-)
自分への戒めと、これから実技試験に挑む方に「こんなマヌケな奴もいるよ」と参考になれば…と思い、私の実技試験での失態を公開しようと思います(´∀`;)
保育士実技試験 音楽での出来事
私の実技試験のタイムスケジュールは、10時30分頃に音楽、11時20分頃に言語でした。
まずは音楽からスタートでした。
待機室に向かう前に音楽の試験室の前を通るのですが、試験室のドアには「レクレーションホール」と記載されていました。
レクレーションホール…ということは、結構広い部屋なのかも?
私の試験前のイメージでは、狭い室内にピアノが置かれており、試験官の目の前で演奏する…という環境を想定していました。
実技試験対策に購入したユーキャン「保育士実技試験合格ナビ」にも、会場イメージとしてこのような図が記載されていました。
過去の受験者の体験談でも、皆さん同様の環境を示されていました。
だけどもしかしたら、この会場はちょっとイメージと違うかも…という嫌な予感がしました(;-Д-)
そもそも都会で試験室が何部屋もある場合と、田舎で受験者数が少なく試験室が1部屋しかない場合では、試験室の環境が違って当たり前ですよね。
何か情報がほしい…。
でも受験者は誰一人として話をする雰囲気ではありません。
皆さん黙々とエアピアノや口パクで素話の練習をされており、話しかけられる空気じゃないんです。
どうしよう…と焦っていると、先に言語の試験を終えた受験者が、音楽の待機室に入ってこられました。
私の隣の席に着席されたこの女性、すごく話しかけやすそうな雰囲気!
このチャンスを逃すまいと、
「言語の試験、終わったんですか?」
と話しかけました。
すると女性は笑顔で
「終わりましたー!」
と答えてくださりました(*^^*)
そこで言語の試験室はどんな様子だったかを尋ねると、
「試験室は広いですよ。でも試験官の先生は優しそうな方で、やり易い雰囲気です。」
と教えてくださいました。
そしてもうひとつ、とっても貴重な情報をいただくことが出来ました。
「私は実技試験、何度か落ちてるんです。毎回言語はやり易くて合格してるんです。問題は音楽なんですよね。」
とのこと。
この方の情報によると、音楽の試験官はとにかく厳しい雰囲気だそうで…(-_-;)
かなりピリピリしているそうです。
音楽の試験室もとても広くて、グランドピアノで演奏するので音が大きく、歌声がかきけされてしまうとのこと。
とってもありがたい体験談に感謝しかありません。
この方に話しかけて良かった!
お礼を言っていると私の順番が来て、待機室から試験室前へ誘導されました。
その方は素敵な笑顔で
「頑張ってくださいね!」
と声をかけてくださいました(*^^*)
そしていよいよ試験室前へ。
急に緊張が高まります。
やっぱり試験室は広いんだ…。
そしてグランドピアノなのか…。
グランドピアノは想定していたのですが、私は自宅の電子ピアノ以外で練習をする機会を持てないまま、本番に挑むことになり、大きな不安を抱えていました。
でもやれるだけの事をやるしかない!
私の前の方の演奏が終わり、いよいよ私の番が来ました。
落ち着いて、ゆっくりでもいいから確実に弾き語りしよう。
そう心に決めて、いざ入室!
…でも、そんな決心は一瞬で崩れさりました。
音楽の試験会場に入室してまずビックリしたのが、やはり試験室の広さ。
バレーボールのコートが2面はとれそうな広いホールに、試験官お二人と荷物を置く机がポツンとありました。
おぉ、広い…!!!
あれ?でもピアノが無いよ?
キョロキョロと室内を見渡す私。
……そこにはまさかの光景が…。
グランドピアノが舞台の上にある!!!
広いホールの舞台上で弾き語りなんて、全くの想定外の状況に、頭が真っ白になりました(*_*)
ピアノの位置と試験官の席までもかなり距離があり、これはかなり大きな声で歌わないとヤバそう…。
もっと狭い空間を想像していたので、現実とのギャップに私の心は追い付かず…
必死に冷静さを取り繕い、挨拶を終え受験番号のシールを渡すと、ピアノまで移動します。
まさか階段を昇って舞台に上がるなんて…。
足がガタガタ震えました。
そしてピアノ椅子に座ろうとした瞬間、私は新たな想定外の状況に陥りました。
私をパニックにさせたのは、グランドピアノのペダルです!
私の自宅の電子ピアノは、後付けのペダルが1本しかありません。
でもグランドピアノには当然ペダルが3本あります。
そんな当たり前なことを、すっかり忘れていたのです(;´∀`)
あれ?どのペダル踏めばいいんだっけ?
ここで緊急脳内会議が開かれました。
…右?…真ん中?
左は違うよね。うん、違う。
右だったような…。
でももし違ったらどうしよう。
もし、消音ペダルだったら?
どう挽回すればいいんだ?
試し弾きしてみたらダメだよね?
うん、それはダメだ。
いっそ、試験官の先生に聞いちゃう?
ペダルって右側ですか?って聞いちゃう?
間違えるよりはいいんじゃない?
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。
これ、私の座右の銘。
よし!間違えるくらいなら、聞いちゃおう!
…そう決心して試験官席へ目を向けると…。
早く弾けよって目で睨まれてるー!!!
これ、絶対聞いちゃいけないパターンだ!
そうだ。音楽の試験官は怖いんだった。
これは一か八か、運に任せてやるしかない。
よし、もう右でいいや!
もうやけくそだー!
そしていざ、右側のペダルに足をかけて演奏スタート。
1曲目は「どんぐりころころ」です。
前奏にはペダルは不要なので、最初にペダルを踏むのは歌い出しの
「どんぐりころころ~」
の部分です。
えい!とペダルを踏むと、音が延びました。
よかった!合ってた!
…と安心した瞬間、ふと我に返ると、とんでもない大失態に気がつきました。
私、ペダルに気をとられて、歌を歌ってませんでしたー!!!(-_-;)
なんという大失態…
もう自分で自分にビックリ(笑)
猛烈に焦って
「……ころころ どんぶりこー」
と途中から歌い始めましたが、完全に歌いはじめの「どんぐり」は歌えませんでした。
歌い出しって一番肝心ですよね。。。
あぁ、やっちゃったー(*_*)
その後は2曲目の「バスごっこ」も大きなミスなく弾き語り出来たのですが…
「歌えなかった」というのは、演奏のミスより減点が大きそう(*T^T)
笑顔で歌うなどの他のポイントも意識する余裕がなかったので、今回はダメっぽいです(;´Д⊂)
まさかこんなミスをするなんて、本当にショックです。。。
やっぱり事前に一度だけでもグランドピアノで練習しとけば良かった…。
でもペダルがどれか分からなくなるなんて、事前に練習してても無理だった気がするけど(-_-;)
だって、普段なら無意識で右側って分かるもん。
そんな当たり前のこと、意識したこと無かったし。
高齢者の車のブレーキ踏み間違い事故と同じですよね。
パニックになると、当たり前のことが分からなくなるんですね。
でも不幸中の幸いなのは、今回は前期試験のため、次回の後期試験も同じ課題で受験できます(笑)
これが年度をまたげば、音楽の課題が変わってしまうので、また楽譜探しから始めなければなりません。
もし結果がダメだったとしても、もう一度同じ課題で再チャレンジできるのはありがたい( *´艸`)
今回の試験は壮大なリハーサルだったと思うことにします(笑)
ちなみに言語は特筆することがないほど、あっさり終わりました。
私は「ももたろう」を選び、トチること無く2分55秒ほどでまとめることが出来ました。
こちらは事前情報通りとても優しい雰囲気の試験官2名で、すごくやり易かったです。
笑顔も意識し、ジェスチャーや抑揚もつけれたので、練習通りの成果を出すことが出来ました。
おそらく合格レベルには達してると思います。
問題は、やっぱり音楽ですよねー。
あぁ、結果が届くまでの一ヶ月半が辛い(;´∀`)
でもダメっぽいので、昨夜さっそく後期試験の「受験申請の手引き」を取り寄せました(笑)
実技試験の結果を確認してから手引きを取り寄せてたら、受験申請期間に間に合わなくなったら困るので(;-Д-)
実技試験再受験者は筆記試験の受験申請者とは受験申請期間が異なり、実技試験の結果が届いてから申請可能です。
筆記試験受験者は締切日が早いです!
申請はもう始まっているので、受験予定の方は早めに手続きしてくださいね!
受験申請の手引き|一般社団法人全国保育士養成協議会
以上、実技試験のレポートでした。