ももの茶話会

2015年2月生まれの娘と2017年12月生まれの息子の育児ブログ。

稽留流産手術、終わりました。

こんばんは。ももです。

本日無事に掻爬手術を終え、帰宅しました。
とりあえずひとつの区切りを迎えました。


昨夜は少しナーバスになり、お風呂でひとり、泣いてしまいました。
お腹の赤ちゃんと一対一で向き合えるのは、入浴中だけでした。

手術当日まで出血や腹痛の症状は全く無く、自然流産の気配はみられませんでした。
もし赤ちゃんがまだ私のお腹にいたいのなら、このままずっといさせてあげたい。
そんな葛藤がありました。

しかしもう一人の冷静な私は、それが無理なことを理解しています。
とても複雑な心境で最期の一夜を過ごしました。


そして今朝、覚悟を決めて病院に向かいました。
気持ちは落ち着きを取り戻し、夫とテレビを見たり、談笑しながら手術の時間まで過ごしました。


看護師さん達は私の体調や精神面をとても心配してくださっていました。
皆さん娘を出産したときにお世話になった方ばかり。
優しさが心に染みました。


しかし、この病院で掻爬手術を受けるのは初めての私。
他院で受けた過去二回の手術とは異なることが多く、かなり戸惑いました。

今回の掻爬手術

  • 9時:来院。病室に通され、手術着に着替える
  • 9時半:処置室で子宮口を拡げる処置
  • 10時:病室でのんびり過ごす
  • 11時半:分娩室に移動、点滴や麻酔の効きを良くする注射を打つ
  • 12時:手術開始
  • 13時:病室に戻る
  • 14時:診察後に会計を済ませ退院。

当初は11時から手術と聞いていましたが、とにかく待ち時間が長く、結局手術開始は12時でした。

子宮口を拡げる処置の後は、点滴や注射、検査など何もなく、ただ病室で寝て待つのみ。
過去の手術では、この間に心電図の検査をしたり、手術室に移動する前までに必要な点滴や注射は済ませていたので、手順の違いに戸惑いが大きかったです。

なんの検査も処置もなく病室に放置されたので、本当に手術してくれるの?と、夫と二人で不安で過ごしました。

しかも、手術のために通された部屋が、オペ室ではなく分娩室だったのでまたビックリ!
しかも、使用したのは娘を出産した分娩台でした。

てっきり手術室でするものだと思っていたので、娘と同じ分娩台で取り上げてもらえたのは、とっても嬉しかったです。


また、手術中の身体拘束の方法も以前の病院とは違いました。
以前は手術台の上で手足をベルクロでガッチリ固定され、かなり精神的苦痛を味わいました。
実はこの身体拘束が、私は一番の恐怖でした。

しかしこの病院では、分娩台に紙テープで軽く固定するだけ。
手術室特有の冷たい雰囲気もなく、落ち着いて処置を受けることが出来ました。


その後分娩台の上で点滴や注射をし、その効果が出るのに15分ほどかかるとのことで、その場でまた30分ほど放置。

懐かしい分娩室の雰囲気や、隣の新生児室から聞こえてくる赤ちゃんのか細い泣き声に、娘を出産した瞬間のことを思い出しました。

しかし、なぜかもう悲しい気持ちにはなりませんでした。

またここに、元気な赤ちゃんを産みに戻ってこよう!
そんな前向きな気持ちになれました。


そして先生が来られ、いよいよ麻酔の処置。
点滴に麻酔薬を注入されるも、全く意識清明な私。
先生はもう処置を始めようとしてるのに、全く眠くないし…。

これヤバくない?と思っていると、もう一本注射を注入。
少し眠気が襲いますが、まだ意識ははっきりあります。

それなのに先生は膣内に器具を入れ始め、痛みを感じ始めました。

"いやいや、まだ私起きてるよ!!!
ちょっと待ってよ!"
と内心で焦っていると、笑気ガスのマスクをつけられ、しっかり吸ってくださいと言われました。

少し吸ってみると、めっちゃ臭い!!!
こんなに臭いの吸えへんわ!って焦りましたが、だんだん意識が薄れました。

過去の麻酔に比べて緩やかに意識が薄れたため、気分の悪さなどは全く感じず、逆に気持ちいい感じさえもしました。


次に意識が戻ると、時計は12時15分でした。
15分しか経っていないけど、手術は終わったようで、分娩台の上に寝かされていました。

全く痛みや違和感はなく、本当に手術が終わったのか分からないほどでした。
まだ強い眠気はありましたが、気分も悪くありませんでした。
こんなに楽でいいのかな?と感じました。

その後一時間は分娩台で様子を見てから、歩いて病室に戻りました。



ずっと病室で待ってくれていた夫は、いつ戻るか分からない私を心配し、約二時間の間、廊下で物音がする度にドアを開けては確認を繰り返していたそうです( *´艸`)
「俺、掃除のおばちゃんに相当な不審者やと思われたと思うわ」と言っていました(笑)

夫の両親からは、娘もお弁当もしっかりと食べ、ご機嫌で遊んでいると連絡がありました。
本当にほっとしました。


病室でさらに一時間安静後、診察を受けてそのまま退院出来ました。
お会計は、16480円でした。
想定よりかなり安く、驚きました!

次回は5日後の月曜日に診察です。
それまではシャワー浴のみ。
この季節は辛いです…。


娘もご機嫌で遊んでいると言うことで、お迎えは焦らず、そのまま夫と近所のお蕎麦屋さんへ向かいました。

麻酔処置のため、昨夜の九時以降は飲まず食わずだった私。
親子丼とかけそばのセットに、さらに唐揚げ串まで追加(笑)

すべて美味しく完食しました!
こんなときでもお腹のすく私のメンタル、本当に強いです!


その後私を自宅に送り届け、夫は娘を迎えにいきました。
結局娘は一度もぐずることなく、終始ご機嫌で過ごせたとのこと。
本人も、「楽ちかったー!」と笑顔で帰宅しました。

両親も楽しかったようで、また預かってくれるそうです。
娘のためにわざわざDVDプレーヤーまで購入してくれたそうです(笑)


これを機会に、これからは夫の両親にも頼ったり、一時保育の利用など、もっと周りに頼ることも検討しようと思いました。

やっぱり子育てしながらの二人目妊娠はとっても大変です。
今回の出来事を無駄にしないためにも、今後の二人目妊活をスムーズに行うために、まずは環境調整から始めようと思います。

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