ももの茶話会

2015年2月生まれの娘と2017年12月生まれの息子の育児ブログ。

不妊治療~娘を授かるまでの記録~③A産婦人科編

おはようございます。ももです。
連続更新です。
先程に続き、娘を授かるまでの不妊治療の記録、第3弾です。

過去記事はこちら↓

toyhime.hatenablog.com
toyhime.hatenablog.com


今回は、A産婦人科に転院し、娘を授かるまでの記録です。

これで最後になります。

③A産婦人科での不妊治療の経過

B産婦人科からの紹介で、大学病院ではなく、A産婦人科を選んだ私。

もう二度と来たくなかったA産婦人科を選んだのには、理由がありました。



私がB産婦人科に通院した一年間、夫は毎回車で送迎してくれていました。

そのため通院のために仕事を早く切り上げてもらうことも多く、夫の負担になっていました。


だから自宅から近く、一人で通院できるA産婦人科を選びました。


大学病院は自宅から遠く、平日診療のみなので夫の送迎は困難で、通院も大変なのです。



また、どうしてもA産婦人科が嫌になった場合に、大学病院に転院できる選択を残すことで、心に余裕が生まれました。


そんなこんなで、7年ぶりにA産婦人科に戻ってきた私。

嫌な思い出のある院長の診察は避けて、副院長の診察を希望しました。


そして迎えた初診。

昔のカルテと紹介状を確認した副院長は、
「君、うちで不妊症の検査したのに、数ヵ月後に妊娠してB産婦人科に行ったの?」
とチクリと口撃されました。

何も言えずに黙る私…。
だからここには来たくなかったんだよ…。

「まぁ、別にいいけど。」
と言って、副院長はこれから行う検査の説明を始めました。
また全ての検査をやり直すと…。

え?紹介状もあるのに、また検査するの?
また卵管造影検査するのが嫌だから大学病院じゃなくてこっちに来たのに…。

私は、過去の卵管造影検査で耐えがたい激しい痛みがあったこと、通水検査でも失神するほどの苦痛だったことを伝えました。


でも、A産婦人科の過去の検査記録と、B産婦人科の紹介内容に違いがあること、さらに7年の月日がたっているので、前の検査結果は信用できないことから、全てやり直すことになりました。


副院長からは、
「僕がやった卵管造影検査で、そんなに痛がる人はみたことがない。その程度の痛みが耐えれないようじゃ、陣痛に耐えて出産するなんて無理だよ。」
と怒られ、仕方なく検査を了承しました。

実際に、副院長の造影検査はほぼ無痛でした。
神の手を持つ男とは、副院長の事だったのか?
最初からこの人に診てもらいたかった…と心から思いました。

そして検査の結果、やはり右側の卵管が閉塞していることが分かりました。

さらに、甲状腺のホルモンの値が高いことが分かり、チラージンの服用を開始しました。


A産婦人科には体外受精へのステップアップのための転院でしたが、副院長の診断ではまだ体外受精を検討するのは早いと言われました。


とりあえずは人工受精で様子を見て、それでダメなら体外受精にステップアップする方針になりました。

低温期のゴナピュール筋注と、排卵時のHCG5000単位筋注、高温期のプロゲストンの服用は継続になりました。



A産婦人科は7年の月日で、大きく変わっていました。
ネット予約が可能になり、待ち時間はほとんどありません。


そのため、ひとりひとりの診察がとても丁寧で、しっかりと話を聞いてくれるようになっていました。


あれだけ嫌だった院長も、別人のように優しくなっていました。
本当に同一人物か疑うほどの豹変ぶり。

いつの間にか、院長への拒否感もなくなり、どの先生に当たっても安心して診察を受けられるようになりました。


また、A産婦人科は看護師の技術が非常に高く、採血や注射がまったく痛くありませんでした。

注射は毎日の事なので、痛みがないのは本当にうれしかったです。


そのため、A産婦人科での不妊治療は、予想に反して、ストレスなく行うことが出来ました。


しかし、治療はなかなかうまくいきませんでした。

私は右の卵管が閉塞しているため、左の卵巣からの排卵に合わせて人工受精を行う予定でした。

それなのに、なぜか右からの排卵ばかりが続くのです。
その結果、3ヶ月たっても人工受精は行えませんでした。
念のために右からの排卵でも自分達でタイミングは取り、プロゲストンの服用は継続していました。


そんなある日、次のリセットを待っていると、ふと生理が遅れていることに気がつきました。


まさかと思いながら検査薬を試すと、奇跡の妊娠反応が‼

私の右の卵管は、完全には閉塞していなかったようです。


夫に妊娠を伝えると、喜ぶかと思いきや
「え?なんで?」
と言われました(-_-;)

副院長も
「てっきり右卵管は完全閉塞だと思ってたけどねぇ、まぁ奇跡だね。」

と、驚いていました。


ということで私は結局、人工受精も体外受精もせずに、娘を無事に出産しました。





以上が私の不妊治療の経過です。




そして、今日から二人目不妊治療スタートです。
久し振りの産婦人科にドキドキしています。

通い慣れた産婦人科も、娘を連れての受診は初めてなので、やっぱり緊張します。
今日は夫も付き添ってくれるので、少し安心ですが…。

今回再開する不妊治療は、もちろんA産婦人科にお願いします。

では、今から病院に行ってきます。
また、診察の内容もアップしますね。



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